四國の札所巡りを続ける市。自分が斬ってきた人間を弔うためであった。だが道中、馬に乗った栄五郎という男に襲われ、またもや男を斬ってしまう。心を痛めた市は、栄五郎の妹・お吉を訪ねるが、事実を知ったお吉は市に刀を振りかざした。その刃を甘んじて受ける市。優しい心根を持つお吉は、自ら傷つけた市を介抱する。栄五郎は借金のために市を襲うように命じられたのであった…。
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